ワイナリー

国内産ブドウの「ワインコンクール」で県内5ワイナリー6品が金賞を獲得!

っていう記事が新聞に出ていました。そういえば先日のサミットでも
塩尻市のワイナリーで熟成されたワインがだされたとか・・

最近塩尻ってワイナリーブームになりそうな気配がしますよ!!

なので応援する意味でも今日から塩尻のワイナリーについてひとつひとつ書いていきたいと思います。


まず最初は今回も極甘口が金賞に選ばれた林農園についてです。
小さな頃からお馴染みの場所。私の生まれた家でもブドウ作って出荷していました。だからワイナリーに行って醸造施設を見せてもらうと懐かしい香りにぐっと胸が熱くなります。
まだ祖父母がいた頃、家族みんなで一生懸命ブドウを育てていました。そうそう〜ねむり病の被害にもあいました。

五一さんのご家族が書かれた書籍によれば最初は五一さん・・ブドウを作ろうと考えたわけではないらしく、最初はこの物置として残る一番古い建物を明治44年、本山宿から移築してほそぼそと「なし作り」をはじめました。

しかしここはキツネの郷と言われいろいろな人が江戸時代から移住を頓挫した土地。
そうです乾きに乾いた桔梗ヶ原・・五一さん紆余曲折しようやく大正8年地下の蔵で葡萄からワインの醸造をはじめました。


一番古い明治の建物
(この場所で昭和の終わりまで大家族が質素に暮らしていたそうです)



大正11年には軌道にのってきて石組みの蔵を増築し更に昭和12年には穂高から酒の醸造蔵を移築。


地下の石積みの蔵には当時の左官技術が垣間見られ 室(むろ)のような作りの地下の貯蔵庫を大規模化し、階上は物置として使用した。
内部は石組みでありながら二分割されモルタルで階段も作られている。

これが初代の醸造施設です。内部は石積みの室になってます。

この一見古いだけの建物ですが一農家からワイン生産に至った過程と歴史が集積された重要な場所なのです。

それから松本タウン情報にえんぱーくイベントの事が書かれてましたね〜小さい記事でしたがいよいよ始まるって言う感じがします。